アクティブラーニングを考える

~授業実践や雑感など(亀倉正彦)~

ビジプラH27後期03 - 教科書Chap1とチームプレゼン予習

科目名:ビジネスプランニング実践(略称ビジプラ) H27.10.05

11:20-11:30 出欠と本日の授業の目的

11:30-11:45 学習範囲の割り当てと個人予習
 ※教科書第1章の各節をチームに担当割当。4チームがそれぞれ2節分
 ※4チームは、尾張旭チーム、長久手チーム、名古屋チーム、日進チーム
 ※前回授業で「各節の最重要ポイントを抽出する」という予習課題を指示済み
 ※担当は、0&4節=尾張旭 / 1&5長久手 / 2&6名古屋 / 3&7日進。

11:45-12:00 グループ学習・チームとしての主張ポイントの確認
 ※「30秒ルール」各節の内容を30秒で紹介する。筆者が述べたい本当に大事な内容だけに焦点を絞る。チームとして意見統一し、タイムコントロールする準備。
 ※反省点①各節内容をチームで統一するようにしたが、次回はチーム議論するが個人に任せても良いかも知れない。ただし科目の到達目標が「チーム報告書」成果物の作成である以上、この科目では「個人予習→チームの意見統一」の流れを例外的に重視しても良いとも思われた。
 ※反省点②チームの主張ポイントを何かの根拠資料として次回は提出させる。そうすればそれがどれだけ次のカフェテーブルで聞く者に伝わったのかを確認することもできたはずである。

12:00-12:15 チーム混成カフェテーブルの実施
 ※チーム混成でカフェテーブルを形成。各テーブルにチーム代表者1-2名
 ※各節30秒で説明&質疑30秒(左隣)
 ※8節=概ね8分で進行したが、座席移動や作業説明も含め、全体は15分

12:15-12:20 教員解説
 ※各節の模範解説を担当教師が各節30秒程度で8節分の筆者の思いをまとめた。
 ※章全体として理解すべきことを周辺章との関連も含め最後に授業の意図を伝えた。
 ※反省点③学ぶべきことが最終的に習得されたかを確認すべきだったかも知れない。

12:20-12:50 各チームで担当章の予習
 ※今回と次回授業で設ける予習時間で、原則プレゼン資料をまとめる。
 ※前回授業で各チームの担当する章と、今回作業PC持参は案内済み。
 ※個人の役割責任を各節レベルで明確にするように指示。
 ※チームメンバーの欠席者も織り込むように伝える。
 ※反省点④予習は期待ほどなされなかった。第1章の予習があったためだろう。
 ※反省点⑤この予習時間帯の作業はともすれば個人での沈黙作業になりやすく、時々もったいなく感じる。個人の役割責任やチームのプレゼン作成計画など何かを提出させても良かった。

12:50-13:00 各チームでの振り返り
 ※①本日の到達点、②次回までの宿題などをチームごとに話し合った。

【まとめ】
 ・ジグソー法とワールドカフェを組み合わせて実施した。
 ・30秒ルールは「動」を作り出し、学生には非常に刺激的な時間になった様子。
 ・その後の予習は「静」となったが、だれずに落ち着いて作業できた。